「ボクの彼氏はどこにいる?」
周囲へのカミングアウトで悩んでいた頃にこの本に出逢いました。
なぜセクシャルマイノリティであることを隠さないといけないのだろうなとずっと考えていたら、アイドルで本当に好きなのは男の子なのに、女の子を好きなふりをしなければいけないという無意識の同調圧力、周りとは少しでも違うと受けてしまう差別と偏見を恐れて本当の自分を隠してしまう。
そういった「自己肯定感のシャワー」を子供の頃から受け続けて、本当の自分を気軽にさらけだせるような社会にならないと本当の自分を押し込めたまま誰にも言えず、辛い思いをしなければいけないのだと。
自分の中でずっとモヤモヤしていたものが腑に落ちました。
同性愛者の人だけではなく、異性愛者にもおすすめの本です。